「犬のしつけ」について

わたしたち”La Promesse”の考え方

困った!しつけをしなくちゃ!
その前に!

愛犬とのコミュニケーション、ちゃんと取れていますか?

犬の言葉を聞いていますか?
犬の気持ちをちゃんと理解していますか?
人間目線になっていませんか?
こちらの要望ばかり犬に押し付けるような一方通行な関係になっていませんか?

犬のしつけは犬とのコミュニケーション

人の言葉も、人間の常識も、犬には分かりません。

排泄はトイレで…それは人間の常識。犬はしたいところでするのが常識。
咬んではいけない…これも
リードを引っ張ってはいけない…これも
吠えてはいけない…これも
おとなしく抱っこさせて…犬同士で抱っこはできませんから、犬は抱っこを知りません。
オスワリ、オテ、マテ…これももちろん、犬同士では言われたことがありません。

どれも、動物の世界にはない常識です。
でも、どれも人と暮らしのでは大切なこと。
そして、犬の健康や安全を守るためにも必要なことですから、覚えてもらわなくてはいけません。

犬のしつけ・ドッグトレーニングについて

私たちは「フェアトレーニング」を推奨します。

犬たちは、日々、私たちのことを理解しようと観察しています。
トイレで排泄をすることも、ハウスで静かに過ごすことも、オスワリやオテをすることも、人の要望に応えようとしています。
なのに、できないことに対して「どうしてできないの!?」「ウチの子はダメ犬だ!」と叱るのは一方的であり、フェアではないと思うのです。
犬にこちらの要望に応えてもらうなら、まずは犬を理解し、犬に分かりやすい方法で、人の言葉や常識を教えていく。
犬を理解して接すれば、犬は人を良き理解者として信頼してくれます。
犬も人も、信頼できる人の言うことの方が聞きたくなるものですよね。

犬を追い詰めない人道的なトレーニングとフィードバックを大切にします。

答えを押し付けるのではなく、選択肢を与え、どちらが正解なのかは犬に選んでもらいます。
選択肢を与えることで、犬の気持ちを追い詰めることなく、楽しく自発的に学習をします。
またこまめに正解と不正解を伝えることで、犬の不安を減らして学習意欲を高め、学習効率を上げます。
正解の時は褒める、不正解の時は叱る。ではなく、もっと犬にわかりやすく、簡潔に正解と不正解を伝える「フィードバック」という考え方を大切にしています。
※「フェアトレーニング」「フィードバック」は、D.I.N.G.Oの考え方であり、La promesseでは、それに基づいてドッグトレーニングを行っています。

犬の自発性を大事にし、自信のある犬に育てましょう。

飼い主さんに言われたことをやる。もちろんこれは大切なことです。
でも、犬は言われなくても自分で考えて行動する力も持っています。
自分で考え、行動したことに対して報酬が貰えたら、人間でも嬉しくて自信につながりますよね。
犬も同じです。自発性を育てることで、自信がつき、自己解決能力も高まります。

犬のしつけ 犬の成長

なぜ自信のある犬に育てるのか

自信のない犬は、ちょっとしたことで不安になりやすく、臆病です。
不安になると吠えたり、咬んだり、パニックを起こしたり…と、一般的に問題行動と言われるものの大半は、怖がりな犬、つまり自信のない犬に多く見られます。
一方、自信のある犬は、小さなことには動じませんから、いつでも堂々としていて余裕があります。
人と暮らす上でも、犬にとっても、自信のある犬に育てることがお互いの幸せにつながるでしょう。

犬と人を結ぶドッグトレーニング